BLACK FOREST

【公園・緑地】院生の備忘録・日記です...

最後に公園で遊んだのはいつ? ー禁止事項多すぎ!ー

 

「ボール遊び禁止」っていう公園多すぎんか...。

ってのが今日の話題。

 

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あ、つまり、公園って「使われて初めて価値が認められる」んじゃないですかってこと。裏返せば「使わなきゃ意味ないじゃん」ってこと。

なんでもかんでも禁止してたらそりゃ使われない公園って増えていく一方なわけで。

 

最近「公園が使われていない」というのが国レベルで問題になっているらしい。

(そして、実は私は大学院で公園の研究をしている)

project.nikkeibp.co.jp

toyokeizai.net

 

「公園って好き?」

「最後に公園で遊んだのはいつ?」

 

好きかどうかなんて考えたことないし、公園で遊んだのなんて記憶にないって人がほとんどだと思う。

 

びっくりするのは公園のストックって実は結構あって、全国の公園面積の合計は沖縄県の面積に相当するらしい。

もっというと国民1人あたり6畳のスペースがあって、赤ん坊から爺さん婆さんまで国民全員が6畳のレジャーシートを一度に広げられるわけ。

(気になる人はLandscape Design NO.115の町田さん(国土交通省都市局公園緑地・景観課課長)のインタビュー読んでみて!)

 

すごくない?広くない?

 

何が言いたいかというと「使わないなんてもったいないよね」ってこと。

 

サンデーモーニングによく出演している造園家の涌井雅之さん(本名:涌井史郎)がインタビューの中で面白いことを言っていた。

 

(中略)今後先進国では第4次産業革命、第5次産業革命と言われているバーチャルリアリティ、つまり電子情報に依拠したライフスタイルや産業革命が大きく進展する。(中略)仮想現実の中での頭脳労働には、一種の生理的な拒絶反応が起き、非常にストレッシブな状況に陥る懸念が大きいとされているが、ではそのストレスを解消するための最も有効な対処方法は何かといえば、スーパーリアリティを提供することだとの指摘も多いわけだ。

 要するに生き物と接したり、身近に自然が存在するといった環境が備わることにより、癒しの効果が働きストレスが緩和するということ。 

-LANDSCAPE DESIGN No.117より一部抜粋-

 

要は最低限のインフラの整備・管理があれば、公園は「スーパーリアリティ」として癒しや安らぎを感じるための機能として捉えることができるし、そう考えたらみんな公園に興味持つようになるのでは、ということ。

 

「みんなが使いたくなる公園ってどんな公園?」

 

まあ、難しい話は抜きにしても、最近は色々な公園で面白い仕掛けが始まっているみたい。(前に紹介した南池袋公園など) 

blackforest.hatenadiary.jp

普段公園の研究をしているけど、生活の中で公園に行くことはやっぱり多くはない。 

でも公園の中にカフェや保育園が設置されるなど、徐々に公園が魅力的になるような工夫が増えてきていて、行きたいと思える公園はいくつか思い浮かぶし、今後の公園運営に密かに期待している。

 

例えば、福岡市の大濠公園にはスターバックスが入っている。今年の6月に訪れたが、広い公園をサイクリングした後に「カフェでゆっくりする」選択肢があったのは大きかった。

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そのうち自分が調べている公園の話でも...(と思ったが、やっぱり遊びやご飯に誘ってくれたら話そう。)

 

ちなみにPARKFULというサイトには全国の公園情報が載っていて「ピクニックにオススメの公園」みたいな特集がたくさんある。

parkful.net

アプリをダウンロードしておけば暇になった時、近くの公園が検索できる。少しは役立つかも。

 

 

構成考えず書いてるからぐちゃぐちゃだけど書き直すのは面倒だからこれにて。備忘録メインなので許してください。

読んでいただきありがとうございました。